音楽制作をしていると結構マンネリ化してしまうことが多いんですけど、
そういった時にちょこっと「制限」をかけると結構楽しかったりします。
制限をかける
一体どういうことかというとちょっとした「ルール」を自分に課すわけです。
よく、ゲーム好きな人がやったりする「縛りプレイ」みたいなもんです。
きっと人間って困難があったほうが張り切ると言うか燃えるんでしょうね。
ちょっと例を紹介します。
一つの音源意外の使用禁止
例えば「Sylenth1」以外の使用禁止、など。
ドラムもベースも上モノも全て一つのソフト音源で作ります。
さすがにTrilianやAddictiveDrumsなどのそのパートの専門の音源ではできませんけどね。
僕はKONTAKT系のプラグインの中で更に一つ(最近はProjectSAM の Orchestral Essentialsのみ)などでやることが多いです。
ジャンルもその選んだ音源に左右されるので意外な発見があったりで面白いです。
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またその亜種で「無料プラグイン以外使用禁止」もあったりします。
お金のなかった高校生時代を思い出します。切ない。
生音系のみ
普段はバリバリのEDMを作ってますが、たまに「生音系のみ」を使用して作ったりもします。
サンプリング系の音源をたくみに使って作ります。つまりはシンセサイザーの使用禁止ですね。
生音系ですのでボイシングやバランスなどに非常に気を使います。
上級編として「自分の持っている”実際”の楽器のみ(ギターやベース、バイオリンなど)」やアンプラグドっぽくエフェクトなどの禁止などもやったりします。
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パソコン禁止
ここまで来ると修行に近いですが、パソコン禁止で作ったこともあります。
紙と鉛筆、ギターとピアノだけで一曲仕上げたわけです。
楽譜を読み書きする力は凄い上がりました。
あと「オレ、なんかスゲェ事してる」感が凄かったです。
課題
ちょっとやってみよう、と思った方、よければこの中から選んで見てはいかがでしょうか。
今までに僕もやったことありますが、なかなか骨が折れますよ。
・ダイアトニックコード以外の使用禁止
ダイアトニックコードのみで作ってください。聞かせる曲にするにはメロディがキモになります。
・キーはCメジャー
つまりは「黒鍵の禁止」みたいなものです。かなりの確率で童謡っぽくなります。
・いつもと違うDAWを使用
使い慣れていないDAWを使って制作します。無料のモノでも面白いです。すごくイライラします。
・ピアノロール禁止
スコアエディタを使用して作曲します。楽譜の読み書きの上達が得られます。
・自宅禁止
iPadでもスマホでもノートでもよし。とにかく自宅での作業禁止です。
喫茶店でも図書館でも公園でもとにかく外で作曲します。
案外、楽しかったり思わぬ発見がありますよ。
今の「作業」に飽き飽きしたら是非。
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