UTAUライブラリ制作計画~きっかけ~
UTAUライブラリ制作計画~準備・レコーディング~
UTAUライブラリ制作計画~原音設定~
やっとの思いで原音設定を終わらせました。なんと1か月かかっております。
作業自体は難しいものではありませんが、1200項目を15音階(5音階×3表情音)ありましたので、
かなり骨の折れる作業でした。
慣れてくると最後の方はテレビ見ながら、映画を見ながらやってました。おかげでハリーポッターを全部見終わりました。ロンのママカッコいい。
原音設定が終わりましたのでいよいよUTAUへ実装します。
まずはエイリアスの設定です。
エイリアス設定
エイリアスとは歌詞(文字)と音声を結びつける作業です。
デフォルトのままですと「-あ」や「a い」などとなっています。
多音階、そして表情音もあるためにそれぞれ以下のように設定します。
通常音声「-あA4」など
強音声 「-あCA4」など
弱音声 「-あWA4」など
「あ」は発音、A4は音程、CやWは表情(C=Crear W=Whisperの意)です。
こう設定すると歌詞に「-あWA4」と入力しなくてはならない気が来ますが、
のちに設定にする「PrefixMap」という機能を使って「-あ」や「-あW」と入力すれば最適な音程をの音声ファイルを自動的に使用するように設定します。
エイリアスの変更はSetParamを使います。
ツール→エイリアス一括変更 を選び、「%aA4」や「%aCA4」などと入力します。全音階、表情音に適して文字を入れてください。
ブレスやエッジボイスなどはわかりやすいものでいいでしょう。僕の場合は「ブレスあ」や「-あE」などにしています。
PrefixMap設定
エイリアスの設定をしたらPrefixMapの設定です。
これはUTAUを使っていきます。
まず、作ったファイルやフォルダをUTAUのvoiceフォルダにコピーします。
いよいよUTAUで歌わせることができるようになりました
※その前に周期数表ファイルを作成します。
詳しくはこちらを見てください。
その後メニューの「ツール」→「prefix.mapを編集…」を選び、設定します。
PrefixMapとはつまりどの音程までをどの原音を使うかを設定するものです。
これは好みによると思いますが、僕の場合はそれぞれ以下のように設定しました。
C3 最低音~C3
E3 D3~F3
A3 G3~B3
D4 C4~E4
G4 F4~最高音
PrefixMapを開くと表になっていて
キー 前 後ろ
という感じになっています。
キーに当てはまる原音を後ろの部分に入力すればいいはずです。
例えば
キー 前 後ろ
C3 C3
D3 E3
という感じです。たぶん。
実際にやってみて歌わせてみました。
聞いてみて感じ、「これ、できてるのか?」って感じです。
連続音だけあって発音はかなり滑らかです。さすが。
しかし、なんか機械っぽさが抜けない気がします。これは調声をしていないからなのか、それとも設定がうまくいってないからなのか・・・。
ちょっと詳しく調べてみます。
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