音楽理論

ポピュラー対位法基礎・コードネームから対旋律を作る

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コードトーン(分散和音)のみの対旋律

対位法において最もシンプルかつ簡単なのがコードトーンの分散和音を活用した対旋律です。

伴奏形と対旋律の違い

対旋律というとちょっと難しく考えがちですが、実はコードトーンを並べただけでも対旋律と言えなくもありません。
ただ、なんとなく対旋律を付けるのではなくメロディとの関係性を考えながら作っていく必要があります。

例えば、このメロディに対旋律を付けてみましょう。

noteすっごくシンプルです。でも立派なメロディです。

ここにコードトーンを並べただけのアルペジオの対旋律を付けてみます。

noteさあどうでしょう。一応2声対位法の完成です。
しかし、「ただの伴奏じゃないか」と怒られそうですね。その通りです。
このままだとただの伴奏、対旋律と言えるかと言ったら微妙なところです。

もう少し対旋律を意識して作ってあげる必要があります。

noteこんな感じですかね・・。
ポイントととしては、メロディと同時に同じ音は鳴らしません。もちろん、別に同じ音を鳴らしてもいいんですが、違う音を使った方が対旋律として各旋律が際立ちます。それに加え、3度6度の関係が中心に来るようにしています。

主旋律の1拍目、ミの音ですね。その時対旋律はコードトーンのルートであるド。つまりこれらは3度の関係にあります。

前回書いたように強拍では3度か6度を重ねるのが良いでしょう。

また最後のレの音も強拍のため3度のシを使ってますね。
因みに2拍目は7度を使ってますが、裏拍で6度を使ってます。(主旋律がレ→ドと1音下がるため)
不協和の7度から協和、そして対位法的には非常にキーとなる6度へ進行することによって安心感というか、メロディの美しさが生まれます。

このようにですね、対旋律を意識し、流れや進行感を意識するとよりよい対旋律を作り上げることができます。

しかしいきなり対旋律を作れと言われても難しいのでもっとシンプルに考えることもできます。
それはまた次回。

 

 

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