音楽理論

ポピュラー対位法基礎・対位法について

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2015/06/09

こんにちは

僕はたまにですが音楽理論を教えているんですけれど、その生徒から「ネットや本で勉強していると和声法(コード理論)はすぐ出て来るけど、対位法は全然出てこない!」と言われました。

僕も一応は対位法も勉強・習得はしましたがあんまり作曲には使ってません。
その習得難易度と活用頻度から見ると別にDTMとかバンド作曲程度だったら学ぶ必要もないのかな、と思います。

しかし!

音楽理論ってやればやるだけ極めたくなるのも分かります。
実際僕もちょろっとやったら極めたくなりましたからね。

それに加え、対位法を学ぶのはムダかというと全然そんなことはないです。
アレンジするときなんかは凄まじい威力を発揮します。

ならばちょっと書いてみるかと思い書き始めてみました。
とは言えですね、対位法もいろいろあるんですが、全部書くとなるとそれこそ数年じゃ済まなくなりますので
あくまでポピュラー音楽用とでも言いますか、DTMやバンド作曲レベル程度の物とさせてください。僕も厳格対位法という要はハイレベルな対位法まで学びましたがハゲ上がる思いでした。大学でも行かなきゃムリですね。
音大を目指してるとかクラシックの作曲をとか考えてる人は違う本を読んでください。

おすすめはピストンの対位法です。


超難しいです。ハゲます。

それ以外の方は僕とのんびりゆるく学んでいきましょう。

では始めます。

 

対位法とは

そもそも対位法ってなにか、と言いますと、

「メロディに対して別のメロディを付けていくという技術・理論」の事です。対旋律やカウンターメロディとも言います。
ポップスやロックのアレンジに応用する事が出来ます。

和声法はコードですから音と音の重なりの事ですね。
対位法とはメロディとメロディの重なりとでも言いますか。

例えるなら壮大なバラードの後ろでバイオリンなどのストリングスがボーカルのメロディとは違うメロディを演奏してる事って多いじゃないですか。アレです。アレを考えましょうってのが対位法です。

あとはオブリガードやボーカルのハモリなんかを対位法で作っちゃうときもあります。僕は派手なベースが好きじゃないのであまりやりませんがベースラインを対位法なんかで作っちゃう手もあります。

 

では実際に対位法に触れていきましょう。
と、その前に

 

予備知識

対位法を学ぶにあたって和声学の知識も少し必要になります。
さらっと用語を学びましょう。和声学については気力があればいつか書きます。以下の物は頻出な用語です。知っているものとして話は進めます。各自調べておいてください。

 

コード・ディグリー・ディグリーネーム

ダイアトニックコードやディグリーネームを使います。

コード構成音

メジャー・マイナーの違いや7thなどの4和音も使います。

スケール

メジャースケール・マイナースケールなどのこと。

テンション・ノンコードトーン(非和声音)

9th、11th、13thの事ですね。対位法に関しましてはこれらは全てノンコードトーン(非和声音)として扱います。

これらはですね。和音上では同時に発音しますので付加音、響きに足すスパイス的な感覚で使用しましたが、対位法ではメロディなので前の音と当然時間差があります。そのためテンションノートはコードトーンが転位したものと考えます。
この転位と和声学の構成音の転位という理論で、ある構成音が隣接音度(上方2度、下方2度)に移されることを、構成音の転位と言い、転位した構成音を転位音と言ったりします。

小難しいので簡単に言うと、テンションやノンコードトーンを使ったときはコードトーンへ解決する(テンションリゾルブ)という考え方が必要です。

例えばG7(9)というコードがありますよね。結構よく使います。
これは対位法ではG7の途中で9thが使われちゃった、という解釈をします。

9thはAの音、Gの2度上ですね。これが転位音っていうやつで、これを途中で使ったらコード構成音に戻す必要があります。
パッと楽譜を書ける環境にないので文字で恐縮ですが、例えばソシファラとG7上でAの音が同時に鳴らされればそれは和声学的にG7(9)というテンションコードになりますが、

対位法では同時にはならずに単音のメロディになるのでソ→ラ→ソとなります。ラ、A音はルートのGの転位したものと考えるのでラの次はソなどのコードトーンに解決させてあげる必要があります。

因みに、解決って分かりますよね?ダイアトニックコードで出てくるアレです。あの感覚。

加え、和声学のG7(9)は9度、ルートから数えて1オクターブと1つの音を使うことが多いですが、対位法では2度、つまりルートの一個上を使うことが多いです。

まあ、今はとりあえず非和声音・テンションノートの対位法における扱いはこんなもん程度に思っていてください。
先に学んでいくうちに分かります。

 

さて、いきなりややこしいですが、これが対位法です。こんな感じなのが続きます。
僕もできるだけ分かりやすく簡単に書きますが、やはり難しい分野なので分からないよ、という人はTwitterなりコメントなりくれればできるだけお答えしますので・・。

次回は「対旋律を作るときのルール」を書きたいと思います。

頑張りましょう!

 

 

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