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「3分マスタリング」3分で音圧の底上げをする方法

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みんな「マスタリング」をないがしろにしてもったいないので、ちょろっとお手軽簡単にマスタリングを味わえる方法を紹介します。

音圧とは

そもそも、マスタリングとは最終的に出来上がった楽曲を仕上げる作業で、
よく僕は作曲の一連の流れを料理に例えますが、

作曲→「下ごしらえ」
編曲→「調理」
ミックス→「盛り付け」
マスタリング→「料理をテーブルへ運ぶ」

だということが多いです。賛否両論でいつもケンカになります。

 

そして、良く「音圧スゲー!」とニ○厨がバカの一つ覚えのように言ってますが、
この音圧ってのはマスタリングで大幅に変って来ます。

音圧ってのは「プロっぽさ」がよく出る部分ですので、音圧が高いとそれだけで「神曲」と崇められたりします。単純ですね。

せっかく作曲して、レコーディングして、いざCDやら携帯オーディオやらに入れてみたら
なんか素人臭いというか、プロのような迫力がなかったり音が妙に小さいのに歪んでいたりした経験がある人も多いのではないですか?
これは大体がマスタリングをしっかり行っていないから、という原因が多いです。

マスタリングをいい加減にしてるということはまた料理で例えると、一生懸命作った料理を最後にテーブルへブン投げてるようなものです。
とてももったいないですね。

 

では、今回はとりあえず3分でマスタリングをして、その違いやマスタリングの大切さを紹介しましょう。

 

マスタリングの要、コンプレッサーとリミッター

そもそも音を大きくしたいだけならボリュームをガーンと上げればいい、と思う人も居るかと思いますが、
それが素人の考えってもので、楽曲は当然音のデカいところと音の小さいところが存在します。
ただ単に、ボリュームをガーンと上げると、音のデカいところは再生機器やコンピュータの限界の音量を超えてしまいます。これが歪む原因です。
だから音のデカいところはそのまま、または少し小さく、音の小さいところはデカくしてあげるのがコンプレッサーです。

実際にその効果を見てみましょう。

 

とりあえずサンプル曲を用意しました。
これはマスタリング”だけ”に注目してもらうために
作曲→コードジャンジャカ弾いただけ
編曲→してない
ミックス→してない
というなんとも雑な曲です。

では聞いてみましょう。


特に感想はないですね。ただ録っただけです。かかった時間は2分。
ちなみにギターは5000円程度のストラト。アンプも繋がずオーディオインターフェース直。エフェクトも挿してません。
ベースも同じくメーカーすら知らないベース。改造してあるので生音はいいですがこちらもインターフェース直。エフェクトなし。
ドラムはADDICTIVE DRUMを適当に打ち込んだだけ。パラアウトすらしてません。つーかデフォルトからいじってません。
ピアノはTruePIANOというVSTプラグイン。弾いただけ。

さ、この底辺に近い楽曲をマスタリングしていきます。

まず、これらをそのまんまオーディオへミックスダウン!2MIXが出来ました!
ここで満足してCDやら音源やらにしてしまうと、例の「素人臭さ」が残ってしまいます。なんか音もちっちゃいし。

ではこの2MIXを再びDAWに取り込んで、コンプレッサーをブッ挿します。

使ったコンプレッサーはCubaseの付属の物。どんなものでもいいです。

スクリーンショット 2014-08-22 11.24.42

まずThresholdは先ほど言った、音のデカいところと音の小さいところのどれがデカいか、どれが小さいかを決める部分。
個人的には-10dB程度が好きです。少しずついじって好みを見つけましょう。
Racioはどれだけ音を小さくするか、という部分。できるだけ大きくすると完成した曲の音も大きくなります。

Attackはどれだけ素早く音を小さくするか。音をデカくするだけならできるだけ小さいほうが良い。
Releaseは音を小さくするのを止める早さ。基本的には200ms前後で不自然にならない程度で。

後のパラメーターは面倒くさいので触らない。

でも、こうやって見てみると「音を小さくする」ばかりで全然大きくしてないじゃないか!と思うでしょう。
つまり、デカすぎる所が小さくなったので余白ができ、ボリュームを上げても歪まなくなった、という訳。

最後にMakeUp(物によってはGAINやOUT PUTと書かれてる)を上げてボリュームを上げましょう。

これだけ。
ちょっと聞いてみましょう。


大分音が大きくなりました。

さて、次にリミッターを挿します。

スクリーンショット 2014-08-22 11.33.29

これは簡単。「これ以上音出したらアカンで」と大きくなりすぎた音を止めてくれるもの。
音を大きくするためにはInputGainを音を聞きながらノイズや歪みが出る直前まで上げていけばいいだけ。
OutPutは0。その他なんかパラメーターがあればそのままいじらなくていいと思います。

で、できたのがこれ。


ね、ずいぶん違うでしょ?

こんないい加減な曲でもこれだけ変わるのだから、あなたの作った良い楽曲ならもっと化けます。
本当はもっと時間を掛けてやったほうがいいんだけど、3分でも違いが出るのでとりあえず普段マスタリングしてない人は試しにやってみてください。
その大切さに気づいたら、もっと勉強すればもっと良い仕上げが出来るようになります。

 

追記

個人的に「音圧至上主義」の風潮は嫌いです。
音だってデカけりゃいいってもんじゃないですが、デカイ音が売れているのも事実。
学ぶだけ知るだけならタダですから習得しておくに越したことはないです。

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